妊娠の成立

妊婦さん

 女性の子宮内の左右に1つずつにある卵巣で育った卵子が卵管で、男性の精子と出会い受精します。

 

月経が28日周期の場合、月経開始から14日目あたりで卵子が卵管に入ります。

数千万も射精された精子は卵管へ向かい1つの精子だけが卵子と受精し 、受精卵になり子宮内膜に着床し、妊娠 が成立します。

 

排卵

卵巣内で成長した原子卵胞は、月に一度、卵巣から排卵され卵子となります。

これを排卵と言います。

 

排卵があり、排卵日が分かると『妊娠を希望する』また、月経周期の体の変化を知る事ができます。

排卵前は肌つやもよく、生理前ですと、むくみや便秘がちになりやすいです。

 

排卵日を予測する、排卵日検査薬が調剤薬局のある販売店やネットの個人輸入があるようです。現在は(2015年2月)このような販売形態です。


排卵日検査薬の使い方として、排卵日が予測できます。排卵していない人でも反応は出るようです。


女性の脳から出たホルモンをキャッチして、その濃度が検査薬に反応します。各製品の違いは濃度の設定が高めか、低めかです。


受精

精子は、1回の射精で数千万~数億個も含まれています。

射精された精子は、卵管に向かって移動する途中で、ほとんど力つきてしまいます。

 

排卵された精子と出会えるのは、たった1個の精子となります。

お互いの核同志を結合させて、受精卵となります。


着床

受精卵は細胞分裂をしながら約1週間のうちに子宮内へ移動し、子宮内膜に辿り着きます。

これが、着床で妊娠となります。


一般に、排卵が起きるのは、最終月経1日目から数えて14日目前後です。


週数のカウントは最終月経1日目から数えますが、実際にはこの時、おなかの赤ちゃんはまだ存在していません。

 

妊娠1ヶ月は受精して子宮に着床する段階ですので、ほとんど気づかない人が多いです。

検査薬もまだ反応しにくい時期です。

 

妊娠の可能性がある時に注意すること

薬の服用

特に4週~15週は、胎児の神経や器官がつくられる大切な時期です。奇形の起こす可能性を含む薬の服用には気をつけましょう。


レントゲン

知らずに1度、レントゲン撮影をしてしまっても問題ないようですが、用心に越したことはありませんね。


子供が欲しい時期は、健康診断や歯に限っても必ず可能性を病院に伝えてくださいね。

 

たばこ

たばこが及ぼす危険はみなさんご存じでしょうか?ママが吸うことにより、胎児は低酸素状態になります。


ニコチンや一酸化炭素には、血管を収縮させます。そうすると、胎児の成長や発達が妨げられます。