妊娠悪阻

一日に何度も吐いて、吐きすぎて血の混じった胃液やつばが出たり、それに伴って、おしっこの回数が減って、尿が濃い色になる等・・・。つわりが悪化した場合を妊娠悪阻と言います。

 

悪阻になると、糖質の摂取不足から代謝異常を起こします。


脱水や栄養障害を起こしていますので、点滴や入院治療が必要となります。

脱水症状が続くと、脳症などを発症するかもしれません。まだまだ我慢しなくてはと、耐える方もいますが、婦人科の病院または産院へ行きましょう。


脱水症状とは

尿が少なくなり、色の濃い尿

吐き気がおさまらない

1日以上、何も口に入らない

口角や目、顔が乾燥してくる

疲れが強く、意識が遠のく

脱水症状の予防

塩分の含んだ水分補給

電解質補給液

コンソメスープ

脱水症状はますます吐き気を強めます。そして、体に大切な塩分や水分を奪い、ママと赤ちゃんを弱らせてしまいます。重度の自家中毒にならない為にも、意識して水分補給をしましょう。

病院での治療

輸液療法

基本的な療法として、ブドウ糖液の点滴になります。

脱水の状態によりますが、一日2000~3000mlを補液します。これにより、脱水、電解質、代謝異常の様子をみます。


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