陣痛促進剤

陣痛促進剤とは、ママの体内で分泌されるホルモンと同じ成分からつくられ、子宮を収縮させます。

 

適時に、適切な陣痛が起こらない方が、良くない状態ですので母子の健康を確保する意味では人工的であっても望ましいと考えられます。

 

こんなときに、陣痛促進剤を使います。

赤ちゃんを早く出したいとき

ママが妊娠高血圧症候群や糖尿病にかかっていて、子宮内が赤ちゃんにとって苦しい環境になっていたり、お産が長引いたりでは危険と判断されれば投与されます。

 

陣痛が来る前に破水した場合

破水の後、なかなか陣痛が自然に始まらない場合は、赤ちゃんに細菌感染しない為に促進剤が投与されます。

微弱陣痛の場合

陣痛の強さがなかなか強まらず、お産が長引き、おなかの赤ちゃんの状態が悪い場合は投与されます。

予定日から2週間過ぎてもお産が始まらない場合(過期産)

予定日を1~2週間過ぎると子宮内の環境が悪化し始めることがあります。胎盤機能が老化・羊水を作り出す能力も低下し羊水量も減っていくと胎児に危険です。誘発入院になります。計画分娩とも言います。

 

 

出産ページ