にんぷの心配

母体やおなかの赤ちゃんの状態が心配される事は多々あります。正しく知識をとりいれましょう。

いざ、困った時は助かりますね。

カンジタ膣炎

かゆみがあったり、白いポロポロとしたおりものが増えます。疲労や体調が良くなかったり、ナイロンの下着も感染しやすいです。真菌の一種が原因です。薬が処方されますので、出産までに完治させましょう。

低置胎盤

胎盤が子宮口の近くまで下がっていても、分娩のころには押し上げられて上部に移動していきます。分娩までに移動するか様子をみましょう。

子宮後屈

多くの人は子宮底が前に傾いています。後屈の人はうしろに傾いています。妊娠15週までには正しい位置に戻るでしょう。

羊水が多い・少ない

赤ちゃんが羊水を飲み込む力が弱かったり、胎盤に異常があって過剰に羊水が作られたりします。反対に赤ちゃんの腎臓の病気やママが妊娠高血圧症候群が原因であれば羊水が減ってしまいます。どちらもよくない状態ですので、早い時期にに赤ちゃんの出産をします。

尿に糖やたんぱくが出た

にんぷさんは尿に糖分が出やすいです。++が続くようであれば、血液検査と妊娠糖尿病の検査があるでしょう。また、尿たんぱくに高血圧を伴う場合は注意が必要です。

臍帯脱出

羊水過多、早産、陣痛前の破水、の時に膣に胎児のへその緒が出てきた場合は無理に押し戻したりぜず、清潔なガーゼかタオルを当てかかりつけの産院か病院に急ぎましょう。

 

臍帯結節と臍帯巻絡

胎児の首にへその緒が巻き付いたり、へその緒に結び目ができたりします。何も問題ない場合と血流が止まる場合が考えられます。超音波検査の心音で異常の発見をします。また、胎児のこれまでにない、動きの変化(出産前は胎動が減り、胎児の頭が固定されるので見分けがつきにくいですが)や10か月に頻繁なしゃっくりを感じるのも徴候であると言われます。


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