母子手帳

初めて母子手帳を手にすると、いよいよママになる自覚が芽生える頃ではないでしょうか。

住んでいる自治体によっては、直接に保健所に受取に行く場合と市役所での受取と異なりますので、区や市のHPで確認してみるといいでしょう。

母子手帳

中身としては、ママの妊娠の記録や出生届出済証明が記載されます。

 

産後の乳幼児健診(赤ちゃんの発育)や予防接種の記録が残ります。

妊娠が医療機関で分かったら、すぐに役所または保健所にもらいに行きましょう。

 無料健診票ももらえるので、産院での健診の時に使わないといけませんね。

お腹の赤ちゃんと自分の記録。そして、これからの子育てにも大事な手帳です。別の医療機関を受診する時や出かける時、旅行にも携帯してください。妊娠中の転居でも同じ手帳が使えます。紛失した場合は再発行してもらいましょう。

 

妊娠にんぷさん(トップページ)に私の実際の記録を掲載しています。後期の体重と尿糖に赤い印をされてるのが特徴なんですね。笑…

 

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母子手帳のもらい方

医療機関での妊娠の確認

役所または保健所に問い合わせる

 

(持ち物の確認→印鑑または医師の証明書が必要な自治体もあります)

窓口に行き、妊娠届を提出

 

(記入事項)分娩予定日・現在の妊娠週数・性病や結核の有無・妊娠経験などを記入し、

提出して母子手帳がもらえます。

多胎妊娠なら2冊、あとで双子と分かったら追って申請をしましょう。

妊娠健診料を補助する受診票や自治体での母親教室の案内が配られます

 

行政サービスを上手く活用して妊娠・出産・子育てに取り組んでいきましょう。

経過記録の見方

医師が記入します

診察月日

      

妊婦健診を受けた日

妊娠週数

 

 妊娠期間を40周とし、健診時の妊娠週数を記入。wは週数、dかtは日数を表します
子宮底長 恥骨から子宮の最上端までの長さ
 腹囲 おへその位置でのおなか周りの長さ 
 浮腫 足首やすねを押して、むくみの有無の検査をします。無ければ「-」、むくみがひどければ「++」と記録されます。
 尿蛋白 尿蛋白が出ていなければ「-」、多量だと「++」と記録されます。+が続く場合は妊娠高血圧症候群が疑われます。
 尿糖 糖が出ていなければ「-」、多量だと「++」と記録されます。+が続くと妊娠糖尿病の検査が行われます。
その他の検査 貧血検査の結果や赤ちゃんの心音や胎位の異常がある場合に記録されます。
 体重 健診時に記録されます。1週間に500g以上体重の増加があれば、注意です。妊娠高血圧症候群や難産の原因になるので増え方に気をつけましょう。 
特記事項 健診で問題なければ、「異常なし」と 問題があれば必要な指示が記入されます。カロリー塩分制限や自宅安静、逆子や出血、おなかの張り等について。

その他の検査について

血液型検査

出産時の輸血に対応するためや、母児血液型不適合を調べます。

梅毒血清反応

梅毒は性感染症のひとつで、早産や流産の原因にもなります。


 妊婦さんが梅毒にかかっていないか調べます。かかっていた場合は抗生物質で治療します。

B型肝炎抗原検査

母子感染によって、赤ちゃんが肝炎を起こす場合があります。

 

母体が陽性であれば防ぐ処置がとられます。

他にも、自身で記載するページがありますのでお忘れなく

「健康状態等」・「職業と環境」・「自身の記録」


妊娠初期ページ