超音波検査

超音波検査と画像

赤 ちゃんの性別がわかるのが15~16週目以降です。

性器が作られるのが6週ごろなので、超音波検査で、16週が確認できる頃となります。

 

特に22~28週ぐらいですと、性器もはっきり見えています。しかし、赤ちゃんの姿勢によっては判断を間違える可能性もありますので、産まれたら違う性別だったと言うことはありえます。

超音波とは

超音波とは、人の耳に聞こえない高い周波数の音です。 赤ちゃんに有害なほどの強いエネルギーはないと言われています。

超音波検査について

病院によっては、2D、3D、4Dとあるようですが、一般的な超音波検査は2Dです。 


2D(平面)とは

プローブをあてた部分が断面的に見ることができます。


3D(立体・静止)とは

2D画像を重ね合わせた、立体的な画像です。

4D(立体・動画)とは

胎児のより細かな子宮の中で手足を動かす様子や表情としぐさ、心臓の鼓動を見ることができます。

性別は、3Dより2Dの方がわかりやすいようですね。4Dも場合によっては、はっきり映ることもありますので、病院の特色によって超音波検査も変わってくるようです。

近年、男女の生み分けの研究がすすんでいます。遺伝疾患を避ける意味では、大切な研究かもしれません。太古の大昔から自然に宿ってきた命です。何歳違い、何月生まれ、男の子女の子、いろいろ想いはあると思いますが、元気に育ってくれることが一番ですね♪ 

超音波写真の見方

AGE

妊娠週数

DEL

出産予定日

AC

腹部周囲長、赤ちゃんのおなかまわりの長さ。赤ちゃんの胴体部分の大きさが確認できます。

BPD

児頭大横径、赤ちゃんの頭の左右でいちばん長い部分を測った数値。

推定体重や妊娠週数、出産予定日を出します。

FL

大腿骨長、 大腿骨の長さ。太もものつけ根からひざまでの骨です。

FL、BPD、ACより推定体重を出します。

HC

児頭周囲長、頭の周囲の長さ。発達を知るうえで、頭囲を測ります。

BPDと合わせて確認します。

 

GS

胎のうの大きさ。子宮に胎のうがあれば、子宮外妊娠でないことが分かります。

妊娠5週目くらいから見られます。

 

CRL

頭殿長。頭からお尻までの長さ。胎児は体を丸めているので、身長でなく座高を測ります。

APTD

腹部前後径。赤ちゃんのおなかの前後の厚みで、発達具合を調べます。

 

TTD

腹部横径。赤ちゃんのおなかの横幅のことです。

妊娠中期以降に赤ちゃんの発育具合を確認します。

 

AFI

羊水の量。多すぎる羊水、少なすぎる羊水が分かります。

妊娠初期は赤ちゃんが小さいので、膣からプローブを使って映します。15週以降ですと、おなかにプローブをあてて映しだしていきます。


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