妊娠初期

初期とは妊娠2ヶ月(妊娠1ヶ月)から妊娠4ヶ月の時期です。

 

赤ちゃんができたことに、すぐ気づかない人も多いかもしれません。

 

つわりや月経の遅れ、検査薬の結果で病院へ行く人が多いかもしれません。この時期はイライラメソメソと気分が落ち込みやすいです。つわりがなく元気な人も、まだ安定期ではないので、無理せずゆったり過ごしましょう。

 

つわりのある人は対策をとりましょう。

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     赤ちゃんの体重          身長
2ヶ月(4~7週)     約4g     約1~2cm
3ヶ月(8~11週)
    約20~30g     約5~9cm
4ヶ月(12~15週)     約50~100g     約10~16cm

初期の体の変化

  • 微熱が続いたり眠気があります
  • トイレが近くなり、便秘にもなります
  • 乳白色のおりものが出やすい
  • だるさや気分にムラがでやすい

初期生活注意したいこと

薬とレントゲン

薬ととレントゲンの影響が胎児に及びます。歯医者さんでのレントゲンであったり、通常飲んでいる頭痛薬や風邪薬も控えましょう。ママになった自覚も少ない頃なので、ついうっかりの無いよう過ごしましょう。

風疹

初期に風疹にかかると、胎児に深刻な影響を与えてしまいます。血液検査(初診時)でおおかたの人には免疫がありますが、まれに抗体値の低い方は用心しておきましょう。早産のリスクも高まりますので、感染症にかからないようにしましょう。

  • 人ごみを避けたり、病気をもらわないように過ごしましょう。
  • 睡眠を充分にとり、栄養を考えたメニューで体を強くしましょう。
  • ストレスを避けましょう。

流産

初期の流産は、ママの影響で起こるよりも、胎児からの育ちによるものが原因とも言われています。

しかし、ママに大きなストレスや過労、重い荷物をもったりするだけで影響はありえます。無理なく、過ごす事と、出血やおなかの違和感を覚えたら、病院で診察してもらいましょう。


初期生活Q&A

Qおなかの赤ちゃん、薬の影響する時期はいつ?

気になるのは、ママが飲んだ薬の影響する時期。3~11週は器官形成期です。胎児の脳と神経、心臓などの臓器が作られるとてもデリケートな時期です。赤ちゃんが欲しいと思っている時は、意識して過ごしましょう。持病があるママが飲む薬は医師と相談しましょう。

 

妊娠と薬情報センターでは、医薬品情報を載せています。心配であれば、相談も受け付けることができます。http://www.ncchd.go.jp/kusuri/

 

 

Qサプリメントや頭痛薬、市販の風邪薬は?

出来るだけ食事から、ビタミンを摂りましょう。しかし、食事だけでは補うのが難しい場合は、

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安心ですね。カルシウムサプリもOKですが、摂り過ぎに注意してください。


ビタミンAサプリは控えましょう。(初期は食事から普通な量であればOKです。)


頭痛薬はピリン系でなくても、胎児に影響します。市販の風邪薬もです。病院で、自分の症状を伝えて処方してもらいましょう。



Qつわりがひどすぎて、食事が乱れがち

初期でつわりが重い場合は無理せず過ごしてください。コンビニ弁当やファーストフードだと便利ですが、脂質と塩分も多く添加物はさらにつわりを悪化させます。通常2、3ヶ月はつわりが続きますので、にんぷさんにとっては、長く感じてしまうでしょう。

 

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Qつわりの時期の赤ちやんの成長は大丈夫?

脱水症状を起こしてしまう場合はママ自身が危険です。病院で点滴治療を受けましょう。


初期は胎児の栄養不足を、さほど心配することはないです。つわりが重くても、軽くても、育ちには影響はありません。



Q摂り過ぎ注意なものは?

生レバー、生ハム、ビタミンAの過剰摂取、カフェインを含む飲み物です。

 

刺身は下痢を引き起こすと、初期は流産も心配です。少量で新鮮なものを食べましょう。

 

カフェインは1日に2杯までなら問題無いと言われますが、心配であれば、

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周りのママ達も炭酸飲料で、つわりを過ごした…。なんて聞きますが、無糖の炭酸水であればOKです。

もちろん、たばこもアルコールもマタニティ期はダメですよ。



Q便秘や貧血など体が変化するの?

ホルモンの影響で、腸の動きが悪くなります。中期から後期にかけても、胎児と子宮に圧迫され、ますます苦しくなるでしょう。

 

痔にもなりやすいので、食べ物や運動(中期からでOK)対策をとりましょう。

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中期や後期は貧血になりやすいです。自分ではふらつかなくても、血液検査で貧血の数値が出るようです。

診察で貧血と診断されたら、薬が処方されます。



Qパーマやカラーリングは大丈夫?

出来るだけ、カットのみが安心ですが、サロンによってはマタニティ期でも安心なパーマ薬剤が使えるお店もあります。(カラーは薬剤が強すぎますので、おすすめできません。)

 

気分転換にもなりますので、おしゃれはしましょうね。


Qスポーツは続けたいけど…

初期の激しいスポーツはおすすめできません。飛んだり跳ねたり、球技スポーツは産後にスタートさせましょう。安定期のウォーキングやヨガ、スイミングは安産や免疫力を高めます。



Qペットとの生活は?

トキソプラズマ症が心配されます。

非妊時では感染しなくても、マタニティ期に感染した場合、ママのおなかから、赤ちゃんへ影響があります。

でも、もう飼っている場合の生活スタイルとは

  • ペットの排泄物の片付けはママ以外の人か、使い捨ての手袋をして、石鹸でよく洗う
  • 口移しで食べ物をあげない
  • 部屋の中は換気する

Q早産や流産が心配…

血が混じったおりもの、薄茶色のおりもの。下腹部の張りや痛み、腰のだるさがサインです。

自己判断せず、病院へ行きましょう。

 

防ぐための生活スタイルとは

  • 高熱を出さないよう、インフルエンザや風邪に注意しましよう。(マスクと手洗い、休息を心掛けてください。)
  • 風疹の免疫の無い場合は感染に注意しましょう。産後なら、風疹の予防接種が可能です。
  • パパと協力して、性感染症にならないよう過ごしましょう。できれば、セックスも控えましょう。

中絶の経験がある場合、流産をしやすくなるということはありません。現在、経過が順調なら出産も問題なくすすめていきましょう。

Q冠婚葬祭の出席どうしよう…

体調が良ければ出席しましょう。ただ、ひどすぎるつわりや絶対安静の場合は無理は禁物です。


・結婚式の場合

結婚式の招待状の返信は必ずしましょう。どんなスタイルの式や披露宴か、先方に聞いておきましょう。

欠席する場合は、お祝いの品物か、お祝儀を贈ります。

 

祝い金の相場は、友人・同僚で2~3万円。兄弟・姉妹で5~10万円。親戚は3万~5万円。


・葬式の場合

無理に長時間、式に参列しているのがつらい場合もあります。お焼香をすませ、退席させてもらいましょう。欠席する場合は代理の人にお香典を預けましょう。弔電・お花・供物を届ける場合もあります。

お香典の相場は、友人・知人・職場で5000円。親戚は1万円。

Q涙が出たり、イライラしたり…

マタニティ期のホルモンの影響です。初期は、体調の変化でダウンしてしまいます。安定期になれば、おなかもぽっこり出てきて、赤ちゃんを身近に感じられ、落ち着きが出るでしょう。