妊婦さんの食生活

食事によって、赤ちゃんの健康、特に先天異常のリスクの回避や胎児の脳の発達を促してくれます。ママもカロリーを考えてつつ、妊娠中の食事に気をつけましょう。貧血や妊娠高血圧症候群の予防になります。

 

また、マタニティ期は初期と中期と後期にわけて栄養の摂り方が変わります。

キャンディー糖分に注意

初期の食事

 初期はつわりもあるので、食べれるものならさほど栄養は考えなくても大丈夫です。

 

それよりも、薬やカフェイン、添加物が強すぎるものは避けましょう。

インスタント食品や生ハムもなるべく避けましょう。

ビタミンAの摂り過ぎ(レバーやうなぎ)は胎児の発育に影響があります。初期は摂り過ぎに注意です。

葉酸は積極的に摂りたいですね。

 

中期の食事

 中期は鉄分を12.5mg(1日量)増やしましょう。ビタミンCと葉酸も摂りましょう。甘い物や油が多すぎるものは避けましょう。

後期の食事

 後期はたんぱく質を20g(1日量)増やしましょう。鉄分、葉酸、ビタミン、カルシウムもたっぷり摂りましょう。塩分は控えめにして、調理で工夫しましょう。油で揚げないで、蒸したり、塩を使わずポン酢で食べるとおいしいですね。


後期は胃が圧迫されて、普段通りに食べにくくなります。1回の食事量を減らして、数回に分けて食べましょう。一日の摂取カロリーは守りましょう。

にんぷとチーズ

カルシウムたっぷりなチーズは栄養価も高く、美味しいですね。

しかし、熟成ソフトチーズやブルーチーズには危険もあります。


土の中にいるリステリア菌は、通常は生成過程で死滅しますが、万が一の事を考えますと、免疫力の低下したにんぷさんがリステリア症に罹る確率は高くなると言えるでしょう。


ですので、産後にチーズをいただきましょうね。

ビタミンAの摂取量

レバーやニンジンなどに含まれるビタミンAですが、過剰摂取は先天奇形のリスクが高まります。

初期は注意が必要です。

流産予防の食事

流産予防にはビタミンEです。子宮内の血行をよくする働きがあります。



胚芽米、大豆、卵、ごま、ほうれん草、ブロッコリーに含まれます。

 食品から、栄養を摂りましょう。

胚芽米はビタミン豊富

つわり対策の食事

つわり対策にはビタミンB6とビタミンBです。

 

B6は自律神経に働くので、吐き気を緩和させてくれやすいです。胚芽米、卵、大豆、緑黄色野菜に含まれます。

B12は神経を安定させてくれます。豚肉、牛肉、魚介類や牛乳に含まれます。

つわりにしょうが

便秘対策の食事

 水分補給と食物繊維です。

 

シリアルやわかめ、ごぼうなどの繊維質です。

お味噌汁には、わかめを入れたり、朝はシリアルやりんごがおすすめです。

便秘でつらい

胎児の育脳の食事

DHAを含むいわしやあじには胎児の育脳を促してくれます。ナイアシン、亜鉛、カリウムも大切です。

     

胚芽米、卵、魚介類、トマト、かんきつ類もプラスしましょう。

貧血対策の食事

レバー、あさり、かき等に含まれます。


非妊娠時とは比べものにならないぐらい、貧血になる人は多いです。


妊娠中期から、上手に摂りいれましょう。

乾燥プルーン

かぜやストレス対策の食事

ビタミンCはかぜやストレスですぐに壊れやすいです。

果物でストレス対策をしましょう。